失敗しない部屋作り  〜 a comfortable room 〜 > 内装イメージ

フローリングの色決めでお悩みの方へ

いつもブログにアクセスしていただき
ありがとうございます。


さて、家を新築で購入した方、リフォームを
しようと思ってる方等は内装の仕上げで
材料をたくさん決めなくてはなりません。


その決めなければならない重要な商品の
一つにフローリングがあると思います。


色、材質、質感等をいろいろ比べて
自分が一番気に入ったフローリングに
するのが一番ですが、かなり悩まれる
と思います。





フローリングの色を決める際は部屋の扉と
合わせて考えるとイメージが湧きやすく
失敗が少なくなります。


フローリングも扉も色のバリエーション
は同じようにあります。


組み合わせの例として大きく分けると
ダーク系、ミディアム系、ナチュラル系、
ホワイト系この4パターンで自分がどの
組み合わせが好きかを考えるといいです。


それでは実際にシュミレーション
したいと思います。



まず、部屋の大きさはLDKで約12畳程度
建具をダーク系で固定します。


その時にフローリングを先ほど大きく分けた
4パターンを当てはめてみましょう。


まずは建具がダークでフローリングも
ダーク系で合わせた場合。


LDK12畳(床:DB、建具:DB).jpg


建具とフローリングの色をダーク系にすると
かなり落ち着いた印象で高級感が出ます。
しかし、この場合はどうしても狭い印象を
与えてしまいます。



続きまして建具がダーク系でフローリングを
ミディアム系にした場合です。


LDK12畳(床:MD、建具:DB).jpg


フローリングがミディアムの色合いに
する方は無難な感じでよくあるフローリング
できれいに仕上がりますが、少し建具との
相性が悪いような気がします。


出来ればこの系統のフローリングを選ぶ方は
建具も同系色の色にする方が良いと思います。



次にナチュラル系のフローリングにした
場合です。


LDK12畳(床:NA、建具:DB).jpg


ダークのフローリングの時と比べると部屋が
明るくさわやかな感じがします。
建具との相性もメリハリが合って
良いと思います。


最後にホワイト系のフローリング
にした場合です。

LDK12畳(床:W、建具:DB).jpg


ナチュラル系と同様、明るい感じはしますが、
寒々しくも感じます。
比べてみるとナチュラル系の方が
温かみを感じるのが分かると思います。


モダンで格好良い家具を置きたい方は
このパターンが良いと思います。



このようにフローリングの色を変えるだけで
印象が違うのが分かると思います。
次では建具の色も変えてシュミレーション
したいと思います。


ちなみにご自分でシュミレーションしたい
方は下記のソフトを使うと比較的簡単に
自分の家をレイアウトできます。

良かったら試してください。






今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

内装に役立つおススメサイト

いつもブログにアクセスして頂き
ありがとうございます。



さて、マンションでも一戸建てでも
家を買うと内装を自分で細かく
決めていかなければなりません。



注文住宅の場合は各部屋の壁紙からドアの
取っ手まで決めていきます。



只、建築士やコーディネーター、販売担当の
営業さんなどが1対1で対応してくれるので
内容は細かくてたくさんありますが、的確な
アドバイスをしてくれます。


親切なところでは3Dでパース図も作成
してくれお客さんがイメージしやすい
よう配慮してくれます。


ここまで親切に対応して頂けると大きな
ミスもなく進んでいきます。



また建設中の分譲マンションも購入された方
にも内装のカラーセレクトはあります。


マンションの場合は標準仕様で決まってる
内容も多いです。


セレクトできる内容はモデルルームに現物で
分かりやすく展示されてることが多く、
イメージしやすくなっています。



一般的に無償で選択できる内容を挙げると


3〜5パターンぐらいのセットになっているのが
フローリング、建具(部屋の扉)、壁紙、
畳縁、洗面所の床、玄関の床等があらかじめ
セットで決められていてその中から
選ぶことが出来ます。


しかし、各マンションによって決め方は
様々です。

マンションによっては建具、フローリング、
洗面所の床の色などはそれぞれ別々に
選べるマンションもあります。



あと無償で選べることが出来るのは
キッチンの扉の色、キッチンの高さ、
洗面台の高さ、浴室の床、壁の色、浴槽の形
等が無償で選べることが多いです。



マンションでもこれらは自分で選んで
自分好みの色合いの部屋にすることが
出来ます。


しかしこれらの内容を決めるのに、
マンションの場合は比較的、自分で
想像してどれがいいか決めなければ
なりません。


担当の営業さんも相談に乗ってはくれますが
コーディネーターではないのでインテリアを
含めた専門的な相談は難しいです。


マンションはたくさんのお客さんを
さばいていかなければならない為、
一人にかける時間は短いのが現状です。



しかし、中にはお客様が選択するのに
イメージを膨らますためパソコンで
カラーのシミュレーションが出来る
マンションもあります。


多くのマンションはシミュレーション等は
出来ず頭の中でイメージを膨らます
しかありません。


だから、実際に完成してるモデルルームを
見て無難にモデルルームの色合いにして
おけば間違いは無いので、モデルルームと
同じ色にする方が数多くいます。



でもお客さんが持ってる家具のイメージ、
好きなスタイル等の見た目の印象でも
変わってくるはずです。


また、汚れの目立ちやすさ、傷がついた
ときの見え方等生活をしてみないと
分からない事もたくさんあるはずです。



集合住宅を建築する際に、決められた工期の
中で1件1件の要望を聞けないという
不動産会社側の気持ちも十分理解は出来ます。


しかしお客様の立場に立つとそういう面で
集合住宅のマンションは不親切な印象を
受けても仕方がないと思います。


ではお客様は自分の好きなスタイルが
あるのにそれが良いのかおかしいのか
分からない。

イメージすることが出来ないから
無難な道を選択せざるをえない。


一生の中で一番大きい買い物に妥協は
しない方が良いです。


一生に一度の買い物の手助けになるサイト
が下記になります。

主にカラーセレクトのシュミレーションに
なります。


マンションのモデルルームに展示してある
色合いに近い色を選んでみるとよりイメージが
出来ると思います。



アイカ工業のカラーセレクト

アイカ工業はマンションのキッチンの扉に
よく使われてるメーカーです。

また、こちらは内装だけではなく外装も
イメージできますので一戸建てを購入した
お客様にも活用できます。


リクシルのカラーシミュレーション

こちらは床の色と扉の色の組み合わせを
比較するのが分かりやすいです。


永大産業のカラーシミュレーション

こちらはシーン別にかなり細かく指定して
イメージすることが出来ます。

リビング、寝室、子供部屋等の部屋別にも
コーディネートできるようになってるので
おススメです。

バリエーションも豊富で個人的には
一番分かりやすいサイトだと思います。



パナソニックのカラーシミュレーション



洗面やトイレのシミュレーションが
出来るのがうれしいです。


当たり前ですが各メーカー自分の会社の
商品でのカラーコーディネートになってます。

購入したマンションの
選択できる色に一番近いメーカーを探して
イメージしてみてください。


カラーセレクトは新居のイメージを作る為の、
初仕事になるかと思います。


またカラーセレクトで選択できる内容は
後から変更するのはほぼ無理な物ばかりです。

慎重に見極めて選ぶようにしましょう。


今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


引き戸と引き込み戸の違い

いつもブログにアクセスして頂き
ありがとうございます。


前回から平面図(間取り図面)を見ても
分かりにくい事をパースにして
立体的に見る事によってよりわかりやすく
なる事をお伝えしてきました。



今回は「引き戸と引き込み戸」の違い
をご説明させて頂きたいと思います。


分かる方には簡単な事ですし、
説明を受けて「あぁ、その事ね。」
と、思う方もいると思います。


引き戸は皆さんご存知だと思います。
よく、洗面所の扉に使われてるような
横に引いて開ける扉の事です。


また、リビングと洋室の間仕切りに
2枚や3枚の扉を並べて使う事もあります。


こちらのパースは4枚のアルミ扉で
リビングと隣接した洋室を間仕切りした
ものです。

4枚引き戸イメージ.jpg


この扉を開けると
このようになります。

4枚引き戸イメージ(開けた時)イメージ.jpg


左端に全て扉を寄せると扉1枚分の横幅に
全てが収まります。

扉は4枚ですがオープンになってる
部分は扉3枚分になります。

これが引き戸のイメージです。



次に引き込み戸のご説明したいと
思います。

引き込み戸と言うのは
壁を戸袋にして扉が入り込む
スペースを作りそこに
扉を入れ込んでしまう戸の事です。


扉を入れ込むスペースを作るので
扉は見えなくなりスッキリしますし
壁も使える幅が広がるので家具を
置きやすくなります。


実際に先ほどのパースを
引き込み戸に変更してみましょう。

まずは扉が閉まってる時ですが、
壁を作る為、扉は3枚になります。

引き込み戸.jpg


そしてこの扉を開けると

引き込み戸(開けたとき)イメージ.jpg

扉が全て壁の中に納まるので
見えなくなります。

でもオープンになってるスペースは
先ほどの4枚引き戸の時と同じ
扉3枚分です。

その分壁の部分が増えたのが
分かると思います。

扉を開けた時のパースだけで
比べると

4枚引き戸イメージ(開けた時)イメージ.jpg

引き込み戸(開けたとき)イメージ.jpg


あなたはどちらが好みですか?

どちらにもメリット・デメリットが
ありますので、どちらが良いとは
言えませんが。


引き込み戸のメリットは
扉が全て納まりスッキリ見える事や
壁の部分が増え壁を有効に使える。

扉の枚数が減る分リフォーム費用は
安くなる。

と言う部分です。



逆にデメリットは戸袋部分に
ホコリが溜まりやすく掃除が大変な
事や戸袋部分に物が入ってしまうと
取るのが大変と言う事です。



引き戸のメリットは扉を左右どちらにでも
寄せることが出来る。(使い勝手がいい)


扉をガラスやアクリルの扉にすると、
扉を寄せて、扉1枚分が残ったとしても
ガラスやアクリルは光を通しすので
部屋が明るい。



デメリットはどちらかに寄せた扉の前に
家具や物を置けない。


リフォームでする場合は扉が増える分
金額が高くなる。


扉が多くなればなるほど敷居の太さが
太くなり床の見栄えが悪くなる。


どちらにしてもパースを見てもらう事で
よく分かって頂けたと思います。

今回は分かりやすく4枚引き戸で
説明させて頂きましたが、
もちろん2枚や3枚引き戸でも
考え方は同様です。


もし、今自宅の新築やリフォームを
考えている方はぜひ参考にしてください。









今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。