ありがとうございます。
さて、前回カーテンの価格の事で
記事を書かせていただきました。
カーテンの価格の決め方
生地には一つ一つに金額が決められており
多少の生地の増減には価格の変動は
ない!
と言う事をご説明させていただきました。
それでは、同じ生地で金額を少しでも
安くすることは出来ないのでしょうか?
次はこういう疑問が出てくると思います。
安くする方法はあります。と言うのが答えです。
それでは同じ生地で金額を安くする方法を
お伝えしましょう。
その方法はカーテンの縫製方法で変わってきます。
前回の説明の時に
価格表を見る時に2倍ヒダと言う所を見ました。
2倍ヒダと言うのはこういう縫製方法です。
もう少しいうと3ツ山の2倍ヒダと言います。
この写真を見ると1つのヒダに3つの山を
作って1つのヒダになってる事が
分かると思います。
2倍ヒダと言うのは250pのカーテンを
作る場合に2倍の500pの生地を使って
3ツ山でヒダを作って行って250pに
仕上げると言う事です。
それでは価格表の上から2番目の1.5倍ヒダ
というのがあります。
この場合はこういう仕上げになります。
先ほどの2倍ヒダよりもヒダとヒダの間隔が
広がったと思います。
そして1つのヒダに対して2ツ山になってる
所が分かりますか?
1.5倍ヒダの意味はもう分かると思いますが
250pのカーテンを作る場合に1.5倍の375p
の生地を使って2ツ山でヒダを作って250p
に仕上げると言う事です。
ですから2倍ヒダの時よりも125p使う
生地が少なくなるのでその分安くなると
言う事です。
実際の価格は1.5倍ヒダの場合は
56,100円になります。
2倍ヒダの時よりも18,200円も安くなります
見た目の仕上がりもそんなに変わりません。
それではもっと安くしようと思えば
フラットカーテンと言うのがあります。
その仕上がりはこちらです。
フラットカーテンはヒダをとりません。
実際のレール寸法と同寸もしくは1.1倍
にして計算して製作します。
これは安くはなりますが、仕上がりに
好みが出ますので、安くなるからと言って
即決するのは辞めましょう。
仕上がりの感じを確認してからの方が
間違いありません。
逆にフラットの感じが好きな方には
願ったり叶ったりになりますね。
ちなみにこの場合も金額を出しておくと
37,900円になります。
ここでまとめておくと
3ツ山2倍ヒダ 74,300円
2ツ山1.5倍ヒダ 56,100円
フラット 37,900円
仕上がりは同じで横幅250p 高さ200p
の場合のそれぞれの金額です。
かなりの差が出るのが分かると思います。
このようにすると金額にかなりの差が
出てきますので覚えておくといいでしょう。
カーテンを買いに行って、すごく気に入った
カーテンの金額が高かった場合は
お店の人に
「1.5倍ヒダにしたら金額は安くなりますか?」
と聞いてみてください。
この一言で気に入ったカーテンが安く手に入る
かもしれません。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。