いつもブログにアクセスして頂き
ありがとうございます。
最近、テレビでヒロミさんがリフォームを
しているのをよく見かけますが、その時にも
壁一面だけイメージの違う壁にしているのを
よく見かけると思います。
その一面だけ違う壁紙のことをアクセント
クロスと言います。
一般的に住宅の壁紙は白系で統一されています。
新築マンションの場合も決まったパターンの
中から選ぶ事が多いです。
そのパターンというのも無難にまとまった
物が多く、どれを選んでも変わり映えは
しません。
でも、自分の部屋をどんなアクセントクロスに
すればいいのか判断するのは非常に難しいです。
壁紙のメーカーも色々あります。
サンゲツ、東リ、リリカラ、シンコール
海外ブランドの壁紙を多数取り扱って
いるのはテシードというメーカーもあります。
クロスを選ぶ方法はたくさんあります。
・メーカーのショールームに行ってコーディ
ネーターに相談する(無料)
・インテリアコーディネーターに相談する
(有料)
・ネット検索する(画像検索が有効)
・インテリア雑誌を参考にする。
こういう方法がありますが、私が今まで実際の
アクセントクロスの施工例を見てみましょう。
これは和室の一面に違うクロスを貼りました。
やはり和室と言う事で少し落ち着いた感じの
色を選び、柄は光沢が出るようなものを
選ぶことによって、高級感が出たように
思います。
さらにクロスを変えた面に額を飾ることに
よって、部屋のグレードがアップしました。
続いての写真はリビングにある壁に
アクセントクロスを貼りました。
正直、この位置にある壁は家具を
レイアウトするには邪魔な壁です。
でもこの壁は家の耐震を増強する
大切な壁なので取るわけにはいかない
のです。
そこであえてこの壁にアクセントクロスを
貼り存在感を際立たし、さらに先ほど
と同じように額を飾りました。
この写真はリビングの入り口から撮影した写真です。
と言う事は玄関から入ってきてまず
目に入るのがこの壁になります。
只の真っ白い壁なら意外に圧迫感が出て
部屋が狭く感じます。
でも、玄関から入ってきて正面におしゃれな
デザインの入った壁が目に入ると圧迫感よりも
壁のインパクトの方が勝ってしまい、
逆におしゃれに感じます。
このように構造上デメリットに見える壁も
クロスを変えることで逆に目立つように
貼るのも効果的な事が分かります。
この写真はさらに応用編ですが、
アクセントクロスは奥のグレーの部分です。
手前にはエコカラットを貼っています。
(エコカラットについてはまた後日、
解説します。)
この部屋は広いリビングでリビングスペース
の奥にファミリースペースと言う子供から
大人まで自由に使えるスペースをレイアウト
したリビングです。
そのファミリースペースになる部分だけに
アクセントクロスを貼りました。
さらに、別注で作った棚を取付、小物を
ディスプレイしています。
このようにスペースの区分けする役割も
アクセントクロスで出来るのです。
3パターンの施工例を見て頂きましたが、
どれもそんなに奇抜なクロスを貼ってない事に
気づきましたでしょうか?
そうなんです。
アクセントクロスと聞くと
どうしてもインパクトを求めてしまう傾向が
あるので派手なものを選びがちなんです。
しかし、無地のクロスでも少し明るい色の
クロスに変えるだけでも充分アクセントに
なるのです。
子供部屋などはオレンジや青系の色のクロスを
一面貼るだけでかなり印象が変わります。
それではアクセントクロスをすると
価格はどのくらいでしょうか?
あなたの家が注文住宅であったり、
設計変更の出来るマンションの場合はまだ
壁紙を貼る段階に達していないと
思いますので、その場合は変更する
クロスの材料代+α程度で
出来ると思います。
また、打ち合わせの際に
インテリアコーディネーターが入ったり
別会社の人と打ち合わせする場合はその人の
人件費が必要になって来ますので、+1万円
〜2万円になる事が多いです。
また既に完成しているご自宅の場合はもう少し
必要になります。
おそらく壁一面で3万円から5万円の間
ぐらいでしょうか?
でも変更するクロスを2面、3面希望する場合
は価格は2倍、3倍にはなりません。
数が多くなるほど一面あたりの単価は安く
なりますのでその事は覚えておきましょう。
しかし、最近の流行はやはり「自分で貼る」
ことではないでしょうか?
すごく簡単に今の壁紙の上から貼れるものも
ありますので、数年前と比べると遥かに
簡単に手軽に張り替えが出来るようになっています。
自分のお気に入りの壁紙を見つけたら、
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。